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Python : OpenCV環境の構築と画像の読み込み

前回はPythonの基礎を思い出しながら、ちょこっとプログラムを作成しました。

ayatalog.hatenablog.jp

今回は画像処理を始める前段階として、PythonでのOpenCV環境の構築と画像の読み込みを行いたいと思います。

PythonOpenCV環境構築

はじめにPythonでのOpenCV環境の構築です。必要なことはプロンプトで以下4つを実行するだけです。

    > conda create -n cv python=3.8 anaconda

    > conda activate cv

    > pip install opencv-python

    > pip install opencv-contrib-python

"conda create -n cv python=3.8 anaconda"中の"python="の後は使用しているpythonのバージョンを入力して下さい。これを実行すると、途中でインストール可否を聞かれるので、yesで続けます。いろいろインストールするので、少し時間がかかります。

これが終わって"conda activate cv"を実行すると、デフォルトのConda環境の(base)から(cv)環境に移行します。これでOpenCV環境ができました。

あとは"pip install opencv-python"と"pip install opencv-contrib-python"で必要なライブラリをインストールすれば環境構築終了です。

Python上のOpenCVで画像の読み込み

さっそく、Python上のOpenCV環境で画像の読み込みをしていきます。

読み込んだ画像を表示するために、matplotlibを使用しています。なければインストールしておきます。

(pip install matplotlib)

作成したプログラムは以下の通りです。

f:id:Ayata:20201212010149p:plain

FILE_PATHに読み込みたい画像のパスを代入し、それを元に"img  = cv2.imread(FILE_PATH)"で画像を読み込んでいます。

今回読み込んだのは、この後エッジ検出の勉強で使おうと思っていた30×30ピクセルの画像中に、10×10の四角が配置してある画像です。

読み込んだ画像を"plt.imshow(img)"と"plt.show"で表示します。

"plt.imshow(img)"で画像を準備して、"plt.show"で表示するイメージでしょうか。表示された画像を以下に示します。

     f:id:Ayata:20201212010912p:plain

正しく画像が表示されました。

次回はもう少しOpenCVについて勉強していきます。