筆者はレオパを飼っており、前々からペットカメラが欲しいと思っていました。
買おうと思えば数千円で手に入りますが、自分が電気系学科出身だということを思い出して、思い切って自作してみることにしました。
ラズパイを触るのは初めてなので、初心者が頑張っていく感じになっております。アドバイス等あれば是非お願いします。
目次
第一回:Raspberry Pi 4の初期設定(本記事)
※随時更新
1. 目標
最初に作りたい機能は以下3つです。
・映像を記録しておく
・映像をリアルタイムで見られる
・湿温度をリアルタイムで見られる
基本的な機能ができたら、段々と機能を増やしていきたいです。
2. 使用機材
使用機材は、Raspberry Pi 4、カメラモジュール、湿温度センサモジュールです。
2.1 Raspberry Pi 4
ラズベリーパイは、LABISTS Raspberry Pi 4 4GB キットを購入しました。Raspberry Pi 4とケースやSDカード、その他ケーブル類がセットになっています。
2.2 カメラモジュール
カメラモジュールは、Raspberry Pi NoIR カメラモジュール V2を購入しました。暗視も行いたいため、Raspberry Pi カメラモジュール V2ではなく、赤外線感応するRaspberry Pi NoIR カメラモジュール V2にしました。明るいところの画像が、赤みが出るらしいのですが、そのあたりもうまく補正できたらと思います。
2.3 湿温度センサ
他のセンサも検討していたのですが、送料の関係でAmazonで揃えたかったので以下のものにしました。1ピンで通信するみたいです。また、Aruduinoとラズパイですぐに使える専用の通信ツールがあるっぽいです。
↓Raspberry Pi 4セット
↓カメラモジュール
↓湿温度センサ
3. OSの準備
Raspberry Pi 4セットに付属しているSDカードには、OSが入っていますが、せっかくなのでSDカードに書き込みからやってみました。
Raspberry Pi 4とは別の作業用PCで、SDカードに書き込みを行います。SDカードの書き込みには、Raspberry Pi Imagerを使います。
(Raspberry Pi Imagerのダウンロードはここから→https://www.raspberrypi.org/software/)
Raspberry Pi Imagerを起動すると以下のウィンドウが出てきます。Operating Systemで対象のOSを選択、Storageで書き込みたいSDカードを選択、WRITEで書き込み開始します。Operating SystemとStorageが選択されていないとWRITEは押せません。
WEITEを押すと、以下のような警告文が出てきます。選択したストレージの中身が全部消えるが良いか、という内容なので、よければOKを選択します。OKを押すと書き込みが始まり、しばらくすると書き込み完了のウィンドウが出てきます。
ここで問題が発生しました。書き込み完了したSDカードを、SDカードリーダーから取り外そうとしたところ、全然抜けませんでした、、
ここから2日放置
LABISTS Raspberry Pi 4 4GB キットのAmazonレビューを見てみると、同様の問題が発生している人がいました。(その方はなんとか取り外せたみたいです)
自分は何度か取り外そうとしたのですが、SDカードの外装が剥げてきてしまったため、諦めてSDカードリーダーを破壊してSDカードを救出しました。
いろいろ選定するのが面倒でセットを購入しましたが、セットの悪いところが出ました。別のSDカードリーダーを持っていたため破壊して問題はなかったですが、なんだか微妙な気持ちです。
4. 初回起動
OSの準備が終わったため、初回起動を行っていきます。
以下の記事にあるように、正常にシャットダウンせずに電源を抜いたりすると、正常に起動しなくなるようです。不具合が発生したら、SDカードの再セットアップで対処できるようです。
ラズパイ初心者がRaspberry Pi 4 Model BのOSを不注意で起動不良としてしまったので復旧させた話 | DevelopersIO
Raspberry Pi 3および4で使うSDカード(microSDカード)の選び方 ― 2021年版 - SORACOM公式ブログ
上の問題を生じさせないために、モニターやキーボード、マウスを接続してから起動します。
理由は以下の記事にあるように、モニターは起動時に接続していないと認識しないためです。
Raspberry Pi 4 スタートガイド【2021】セットアップと初期設定
モニター・キーボード・マウスが接続できたら電源を入れます。
電源を入れると起動処理のログが表示され、それが終わるとデスクトップ画面が表示されます。初回起動時には、Wellcome to Raspberry Piのウィンドウが表示され、初期セットアップを行います。セットアップの内容は、
・国、言語、時刻の設定
・パスワードの設定
・Wi-Fiの設定
・ソフトウェアアップデート
です。これで初期セットアップが完了です。
まとめ
今回は、ラズパイを起動して、初期セットアップまで行いました。次回はカメラを繋いで、映像を出力するところまで行いたいと思います。