以前プロゲーマーやストリーマーのヘッドセットまとめ記事を書きました。
いろいろ悩んでスタヌさんと同じSHUREのse215 special edition(AONIC 215)を購入しました。APEXプロではRiddle 456のゆきおさんが使用しています。
今回は購入から半年経過したのでゲーム、特にFPS(APEX)での使用レビューをしていきます。
製品概要
se215 special editionはSHUREから発売されているカナル型イヤホンで、有名配信者のStylishNoobさんや、ValolantプロプレイヤーのLazさんが使用しています。
se215 special editionは公式にも書いてある通り、高遮音性と快適なフィットが特徴です。これを実現しているのが後に詳しく説明する、SHURE掛けと言われる特徴的な装着方法と、低反発のイヤーピースです。
またこの価格帯でリケーブル(ケーブルの交換)が可能である点も特徴といえます。万が一ケーブルが断線してしまった場合にも、下の写真のように本体とケーブルを取り外し、新しいケーブルに取り換えることができます。
価格は現在amazonだとバージョンによりますが13000円以下で購入できます。筆者は店舗にて約14000円で購入しました、ネットの方が安い印象です。
また、色はトランスルーセントブルー(クリアな青色)と白色があります。
バージョンの違い
se215 special editionはケーブルが異なるいくつかバージョンが出ていますが、主なものは以下の2つです。
①マイク、コントローラ付
筆者はこちらのタイプを購入しました。ケーブルの途中にマイクと楽曲のON/OFFスイッチがついています。
正直マイクは常時使用を考えると何とも言えない性能だったため、マイクが不要の方は②のタイプでよいと思います。楽曲を聴くためにも使用する予定の方は、再生/停止やトラックの操作ができるスイッチがついているためこちらがおすすめです。
以下のリンクはAONIC 215になっています。AONIC 215はSE215の後継モデルとなっており、筐体も同じものが使われています。
②マイクなし、リモコンなし
こちらのエディションはシンプルで、ケーブルにマイクとリモコンがついていないものになります。
他のマイクを持っている方にはこちらがおすすめです。
同梱物
同梱物は以下の5点です。
本体は最初3.5 mm ストレートケーブルとフォーム・イヤパッドMサイズが付いた状態になっています。
持ち運び用のソフトジップケースも付いており、筆者は長距離移動の時にイヤホンとLightning変換ケーブルを入れて持ち運んでます。結構便利。
イヤーピース
イヤーピースはソフト・フレックス・イヤパッドとフォーム・イヤパッド の2種類付属しており、各3サイズの計6セットが付属しています。2種類ありますが筆者は断然右の低反発タイプがおすすめです。
左のソフト・フレックス・イヤパッドは一般的なイヤーピースと同じく、柔らかいシリコン素材で程よく耳にフィットします。右のフォーム・イヤパッドは低反発素材になっており、耳の穴を埋める感じにフィットします。右のフォーム・イヤパッドは裏面までぎっしり低反発素材が詰まった構造になっており、耳に差し込むと物理的に周囲の音を遮断してくれます。
装着感
se215 special editionは、SHUREのイヤホンで特徴的なSHURE掛けをして装着します。(以下動画を参照)
www.youtube.com
最初こそ慣れずにムズムズしたりしますが慣れるとかなり快適です。耳の後ろにケーブルをかけるためケーブルの重さを感じにくく、長時間プレイでも疲れません。
筆者はメガネとSE215 special editionを装着していますが、ケーブルとメガネのフレームが干渉するといったこともなく快適にゲームをプレイできています。
定位感
FPSで重要な定位感ですが、以前まで使用していたSteelSeries Arctis 5と比較しても遜色ないと思います。筆者はメインでAPEXをプレイしていますが、前後左右と上下の足音も問題なく聞こえます。
ゲーム音のバランス
ゲーミングヘッドセットのようにゲーム向けのチューニングではないため、ゲームでそのまま使用のは少し厳しいかなと思います。
PS4/PS5において直刺しで使用すると銃声が大きく聞こえすぎてしまいます。特にAPEXでは銃声とアーマーの破壊音のような高温が耳に刺さります。しかしこの問題に関してはイコライザを使用することでクリアすることができます。
(👇se215 special editionのおすすめイコライザ設定はこちら)
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございました。
今回はSHURE SE215 special editionをゲームで使用した場合のレビューをしました。
APEXで使用するにはイコライザを入れることをおすすめしますが、装着感・遮音性に優れ、高コスパのイヤホンであると言えます。また普段の音楽鑑賞にも使えるところも嬉しいポイント。この記事がSE215 special editionを購入するか悩んでる方の参考になればうれしいです。