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PS4コントローラーの分解と軽量化方法を写真付きで紹介!【DUALSHOCK4】

以前PS4コントローラーでドリフトが発生した時の対処法を紹介しました。

ここでは分解なしでできる4つの対処法を解説しました。
そこで今回はドリフトの対処法にもつながるPS4コントローラーの分解方法を詳しく解説していきたいと思います。また分解することでできるようになる軽量化の方法も併せて紹介していくので、ぜひ最後までお読みください。

注意事項
本記事で紹介する方法でコントローラーにいかなる問題が発生しても、当方では責任を負いかねますので、あくまで分解は自己責任のもとでお願いします。

分解のために準備するもの

PS4コントローラーの分解方法を解説していく前に、まず分解に必要なものを紹介します。

最低限必要なもの

最低限、精密ドライバーさえあれば分解可能です。安いもので十分なので、下のリンクにあるような1000円以下のものでOKです。筆者もこれを使用しています。

あったら便利なもの

あったら便利なものはピンセットです。後ほど紹介するようにケーブル類の抜き差しがやりやすくなります。

分解編

それではPS4コントローラーの分解方法を解説していきます。

①コントローラー裏面のネジを外す

まずはコントローラーの裏面のネジを外します。下に示すように4か所のネジを外していきます。ここで最初に紹介した精密ドライバーが登場します。

②コントローラーを開ける

ネジが外せたらコントローラーを開けていきます。ここで開け方のコツがあり、コントローラー前側(イヤホンジャックがある辺り)にマイナスドライバーなどを入れて開けていきます。けっこう固いですが、無理やり開けてしまうとツメが割れてしまい閉まらなくなってしまいます。焦らずゆっくり力をかけていきましょう。

下の矢印の方向に開けていくイメージで作業していきます。

開けるとしっかりツメがあることがわかります。これが外せれば開けることができるので、焦らず作業しましょう。

※カバーを開けてからバッテリーを外すまでは金属製の工具は使用しないでください。当たりどころが悪いとショートして故障します。

③LED用ケーブルの取り外し

コントローラーを開けると以下のような状態になります。

コントローラーが開けられたらLED用のケーブルを取り外していきます。
コネクタにケーブルが刺さっているので、まっすぐ抜いていきましょう。

④バッテリーの取り外し

次はバッテリーの取り外しです。バッテリー本体は特にねじ止め等されていないのでそのまま外すことができます。矢印の位置にバッテリーのコネクタがあるので、こちらもまっすぐ抜いていきます。抜きにくい場合はピンセットなどで外していきましょう。

バッテリーを取り外せると、以下のようにバッテリーが固定されていたパーツがむき出しになります。この状態で、矢印の位置にあるネジを外します。

⑤基板の取り外し

次に基板を取り外していきます。まず赤丸で囲まれているケーブルをコネクタから外します。切れやすいので十分注意しながら抜いていきましょう。こちらもピンセットがあると作業しやすいです 。

ここまで作業すると、前側のカバーと基板部を取り外すことができます。

裏面
表面

今回の分解はここで終了です。これで矢印の位置のようなスティックの内側まで掃除できたりします。

軽量化のために準備するもの

続いて軽量化の方法を紹介していきます。こちらもまずは、軽量化に必要なものを紹介します。

必要なもの

軽量化に必要なものはニッパーかはんだごてです。どちらも振動用モーターの取り外しに使いますが、はんだごての使用経験がある方ははんだごて、そうではない方にはニッパーをおすすめします。もしはんだごてを使う方は火傷に十分注意して下さい

軽量化編

今回は、振動用モーターを取り外して軽量化をしていきます。

注意!
振動モーターを取り外すとコントローラーが振動しなくなります。振動機能が不要という方のみ以下の方法をお試しください。

モーターは写真のようにグリップの位置に1つずつついています。

①ケーブルの取り外し

まずはモーターと基板を繋いでいるケーブルを取り外します。

こちらはコネクタ等で接続されておらず、ハンダ付けで接続されています。そのため取り外し方には
 ・ニッパーでケーブルを切断
 ・はんだごてで接合部を溶かして取り外し

の2つがあります。

どちらの方法も基板側の赤と黒のケーブルを次外します。ニッパーで切る場合には、ケーブルの基板側根元を切断しましょう。

ケーブルを外すとこんな感じになります。今回筆者ははんだごてを用いてケーブルを外しました。

②モーターの取り外し

ケーブルが外せたら、次はモーターをケースから外していきます。
矢印の方向に力をかけてモーターを外します。一見簡単に取れそうですが、シールで貼り付けてあるのでけっこう固いです。力をかけすぎてケースを破壊しないように注意しましょう。

③軽量化の効果

モーターを外せたので、軽量化の効果を見ていきましょう。
モーターを外したコントローラーを持ってみるとずっしり感は一切なく、かなり軽くなっていることがわかります。
さっそく重さを測ってみました。
なんと218gから167gまで約1/4の軽量化をすることができました!

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。
今回はPS4コントローラーの分解と軽量化の方法を紹介しました。

分解も軽量化も意外と簡単にできるので、コントローラーの保証期間が切れている方は試してみてもいいと思います。