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【PS5コンが重いと感じている方必見】PS5コントローラーの分解と軽量化方法を写真付きで紹介!【DUALSENSE】

以前PS4コントローラーの分解と軽量化方法を紹介しました。

今回はPS5コントローラ版ということで、PS5コントローラーの分解方法軽量化の方法を詳しく解説していきたいと思います。DUALSENSEはDUALSHOCK4と比べて重いので、軽くしたいと感じている方も多いと思います。

約60gの差、けっこう重い

注意事項
本記事で紹介する方法でコントローラーにいかなる問題が発生しても、当方では責任を負いかねますので、あくまで分解は自己責任のもとでお願いします。

分解のために準備するもの

PS5コントローラーの分解方法を解説していく前に、まず分解に必要なものを紹介します。

精密ドライバー

必要なもの1つ目は精密ドライバーです。安いもので十分なので、下のリンクにあるような1000円以下のものでOKです。筆者もこれを使用しています。

ピンセット

必要なもの2つ目はピンセットです。PS5コントローラーはPS4と比べて複雑な作りでケーブルも多いため、手で抜き差しするのはけっこう厳しいです。

分解編

それではPS5コントローラーの分解方法を解説していきます。

①L1, R1のトリガーを外す

まず初めにL1とR1のトリガーを外します。写真のようにマイナスドライバーを差し込んで力をかけると外すことができます。
同じ要領でL1とR1両方外しましょう。

②前面カバーを外す

次に前面の黒いカバーを外します。写真のようにマイナスドライバーを差し込んで、グリップの端からツメを外していきます。
グリップの端から外していって、真ん中もツメを外していきます。
ここまでツメを外すと、黒いカバーを取り外すことができます。黒いカバーを外すときは細い部分が折れやすいので、力をかけすぎないように注意しましょう。

③コントローラー裏面のネジを外す

次にコントローラーの裏面のネジを外します。下に示すように2か所×左右で計4か所のネジを外していきます。ここで最初に紹介した精密ドライバーが登場します。

②コントローラーを開ける

ネジが外せたらコントローラーを開けていきます。ここで開け方のコツがあり、コントローラー側面にマイナスドライバーなどを入れて開けていきます。トリガー付近のツメがかなり固いですが、無理やり開けてしまうとツメが割れてしまいます。焦らずゆっくり力をかけていきましょう。

下の矢印の方向に開けていくイメージで作業していきます。

写真のように隙間にドライバーなどを差し込みながら作業するとやりやすいです。筆者と同じ精密ドライバーであれば写真の工具がかなり活躍します。

※カバーを開けてからバッテリーを外すまでは金属製の工具は使用しないでください。当たりどころが悪いとショートして故障します。

④バッテリーの取り外し

コントローラーを開けると以下のような状態になります。

バッテリー本体は特にねじ止め等されていないのでそのまま外すことができます。バッテリーのすぐ隣にコネクタがあるので、こちらはまっすぐ抜いていきます。抜きにくい場合はピンセットなどで外していきましょう。

⑤バッテリーカバーの取り外し

続いてバッテリーカバーを取り外していきます。ここでは矢印の位置にあるネジ1つとコネクタ1つを外します。

注意!
このペラペラのケーブルは本当に切れやすいので慎重に作業してください!
切ってしまったらコントローラーの買いなおしになってしまいます。。

⑤基板の取り外し

次に基板を取り外していきます。ここではまず4つのケーブルを外します。切れやすいので十分注意しながら抜いていきましょう。こちらもピンセットがあると作業しやすいです 。
ここまで作業すると基板部を取り外すことができます。基板を外しにくい場合は、表側からアナログスティックを押し込むと外しやすいです。基板とモーターケーブルがつながっているので注意しましょう。ここまででスティックの内側まで掃除できたりします。

⑥前面カバーの取り外し

次に前面のカバーを取り外していきます。矢印のネジ2つを外します。
ネジを外すと前側カバーと基板部を取り外すことができます。

アダプティブトリガーの取り外し

アダプティブトリガーのユニットも取り外すことができます。矢印のネジ2つを外すとユニットを外せます。
組み立てが面倒になるので、必要でない方はここまで外す必要はありません。(筆者は興味本位で分解しています)

軽量化のために準備するもの

続いて軽量化の方法を紹介していきます。こちらもまずは、軽量化に必要なものを紹介します。

必要なもの

軽量化に必要なものは、ニッパーかはんだごてです。どちらも振動用モーターの取り外しに使いますが、はんだごてが使える方にはんだごてを、そうではない方にはニッパーをおすすめします。

軽量化編

今回は、振動用モーターを取り外して軽量化をしていきます。アダプティブトリガーにもモーターが付いていますが、外すとトリガーがまともに使えなくなると考えられるので今回はやめておきます。

注意!
振動モーターを取り外すとコントローラーが振動しなくなります。振動機能が不要という方のみ、以下の方法をお試しください。

モーターは写真のようにグリップの位置に1つずつついています。

①ケーブルの取り外し

まずはモーターと基板を繋いでいるケーブルを取り外します。

こちらはコネクタ等で接続されておらず、ハンダ付けで接続されています。そのため取り外し方には
 ・ニッパーでケーブルを切断
 ・はんだごてで接合部を溶かして取り外し

の2つがあります。

どちらの方法も基板側の赤と黒のケーブルを次外します。ニッパーで切る場合には、ケーブルの基板側根元を切断しましょう。

ケーブルを外すとこんな感じになります。今回筆者ははんだごてを用いてケーブルを外しました。

②モーターの取り外し

ケーブルが外せたら、次はモーターをケースから外していきます。
一見簡単に取れそうですが、シールで貼り付けてあるのでけっこう固いです。写真のように裏から押し出す形で外していきましょう。

③軽量化の効果

モーターを外せたので、軽量化の効果を見ていきましょう。
モーターを外したコントローラーを持ってみると、PS4のコントローラと同じか軽いくらいになっていることがわかります。
さっそく重さを測ってみました。
なんと282gから228gまで約50gの軽量化をすることができました!

左:軽量化前、右:軽量化後

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。
今回はPS5コントローラーの分解と軽量化の方法を紹介しました。

PS5コントローラーはPS4コントローラーと比べて重く、プレイしていて疲れを感じるときがあります。PS4コントローラーより分解は難しいですが、重いと感じている方はぜひ試してみてください!