ゲーミングアンプはPCやPS4/PS5でゲーム音を調整する機材です。
機種によってゲーム音のサラウンド化や、イコライザ機能、ゲーム音とボイスチャットのミックスなど様々な機能を搭載していて、どれを買えばいいか悩んでしまう方もいるかと思います。
そこで今回は人気のゲーミングアンプ4機種の性能を比較していきたいと思います。最後にPS4/PS5目線でのおすすめゲーミングアンプも紹介しているのでぜひ最後までお読みください。
- ASTRO MIX AMP PRO TR
- steelseries GAMEDAC
- CREATIVE Sound Blaster GC7
- SENNHEISER EPOS GSX1000
- PS4/PS5でのおすすめゲーミングアンプ
- まとめ
ASTRO MIX AMP PRO TR
まず1つ目は、ASTROのMIX AMP PRO TRです。
PSユーザーから大きな支持を得ているミックスアンプです。
MIX AMP PRO TRの主な機能を挙げると以下の様になります。
そのほかマイクのノイズゲート調節など、専用ソフトから細かい調整を行うことができます。
続いて入出力を見ていきます。 画像引用:ASTRO MixAmp Pro TR(PCとMac用) | ASTRO Gaming
◼︎入力
主な入力端子は、micro USB、光デジタル、オーディオ入力となっています。
主に使用するのは、micro USBと光デジタルで、PS4/PS5ではそれぞれゲーム音とVC音を入力することで、ゲーム音とVC音をミックスすることができます。
オーディオ入力は、他のデバイスから音を入れたいとき(例えば音楽を聴きたいとき)などに使用します。
◼︎出力
出力は前面の3.5mmヘッドホン入出力となっています。
価格はAmazon実売16,300円です(2023/02/16現在)。わりと頻繁にセール対象になるのでチェックしてみるといいかも。
steelseries GAMEDAC
2つ目はsteelserisのGAMEDACです。
かなりコンパクトですっきりしたデザインになっています。
GAMEDACの主な機能を挙げると以下の様になります。
そのほかサイドドーンの調節など、専用ソフトから細かい調整を行うことができます。
続いてGAMEDACの入出力を見ていきます。 画像引用:https://jp.steelseries.com/gaming-accessories/gamedac
◼︎入力
入力はMicro USB、光デジタル、Mobileとなっています。
MIX AMPと同様に、主に使用するのは、micro USBと光デジタルで、PS4/PS5ではそれぞれゲーム音とVC音を入力することで、ゲーム音とVC音をミックスすることができます。
MobileもMIX AMPと同様に、他のデバイスから音を入れたいとき(例えば音楽を聴きたいとき)などに使用します。
◼︎出力
出力は、micro USBとLINE OUTがあります。
主な入出力がmicro USBとなっていますが、付属品にmicro USB-3.5mmの変換ケーブルが付いているため、3.5mmのヘッドホンやイヤホンでも問題なく使用できます。
LINE OUTは外部のスピーカーなどに音を出力したい場合に使用します。
価格はAmazon実売12,455円です。(2023/02/16現在)こちらもよくセールになってる印象、特にヘッドセットとまとめ買いするとお得に買えます。
CREATIVE Sound Blaster GC7
3つ目は、CREATIVEのSound Blaster GC7です。
今回紹介するゲーミングアンプの中で、一番新しく発売されたものになります。
CREATIVEはこちらのSound BlasterXが有名なメーカーですね。
GC7の主な機能を挙げると以下の様になります。
そのほか、耳の形から最適なサラウンド再生を可能にするSuper X-Fiがあったり、機能は盛りだくさんです。
また、4つのプログラミングスイッチがあることにより、他のゲーミングアンプよりも、カスタマイズ性が高くなっています。
GC7の入出力を見ていきます。 画像引用:Sound Blaster GC7 - カスタマイズが可能なプログラマブル ボタンを備えたSuper X-Fi搭載 ゲーミング USB DAC アンプ - Creative Technology (日本)
◼︎入力
入力はMicro USB、光デジタル、LINE IN、マイク入力となっています。
こちらもMIX AMPと同様に、主に使用するのは、micro USBと光デジタルで、PS4/PS5ではそれぞれゲーム音とVC音を入力することで、ゲーム音とVC音をミックスすることができます。
LINE INは、スマホなどの他デバイスから音を入れたいときに使用します。また、ヘッドセットとマイク入力を同時に使用した場合は、マイク入力が優先されます。
◼︎出力
出力は、3.5mmのヘッドセット入出力となっています。
その他の光デジタルとLINE OUTは、外部スピーカーなどを使用する際に用います。
価格はAmazon実売18800円です(2023/02/16現在)。Sound BlasterXと合わせてあまり値動きしない印象です。
SENNHEISER EPOS GSX1000
最後4つ目は、SENNHEISERのゲーミングブランドであるEPOSから発売されているGSX1000です。GSX1000は他の3つとは異なりPC用のオーディオアンプとなっています。
PS4/PS5でも使えないことはないですが、本来の性能を100%発揮できるわけではないのでPSユーザーは上の3つから選んだほうがいいと思います。
GSX1000の主な機能を挙げると以下の様になります。
GSX1000は他のゲーミングアンプと比較すると、操作性も機能もシンプルで扱いやすくなっています。
続いてGSX1000の入出力を見ていきます。PC専用であるため、入出力もシンプルになっています。
画像引用:GSX 1000 2nd edition
◼︎入力
入力は、micro USB、3.5mmマイク入力があります。
micro USBはPCとの入出力であり、3.5mmのマイク入力は外付けマイクを使用する際に接続します。
◼︎出力
出力は、3.5mmヘッドホン入出力と、スピーカー出力になっています。
価格はAmazon実売26,800円です。(2023/02/16現在)
他の3つと比較すると高く感じますがその分性能も申し分なく、LEDパネルの見た目もかっこいいです。
PS4/PS5でのおすすめゲーミングアンプ
ここまでで、人気のゲーミングアンプ4種の性能をざっくり比較しました。
PS4/PS5でのおすすめゲーミングアンプは1つ目のASTRO MIX AMP PRO TRと、2つめのsteelseries GAMEDACです。
ASTRO MIX AMP PRO TRは前機種から長らくPSユーザーに支持されてきた実績があります。イコライザのプリセットが4つまで登録可能であり、複数のゲームをやる方におすすめです。また音量ミックスのダイヤルが大きく、操作性が良いのも特徴です。
一方steelseries GAMEDACは、本体上でイコライザのカスタマイズや、マイク音量を行うことができるというメリットがあります。また、コンパクトで置く場所を選ばないというのも特徴の一つです。GAMEDACは液晶があるという違いもあるので、見た目の好みも一つの基準にしてよいと思います。
PS4やPS5で使用する場合は光デジタル出力がないため、ゲーム音とVC音のミックスをしたい場合はHDMIアダプターを使用する必要があります。以下にHDMIアダプターの使い方をまとめていますので、参考にしてみてください。
PS4 PROでは光デジタル出力があるため、HDMIアダプターがなくてもゲーム音とVC音のミックスができます。
まとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。今回は、人気のゲーミングアンプ4種の性能比較と、PS4/PS5でおすすめのゲーミングアンプを紹介しました。
ゲーミングアンプを導入すると、FPSで足音が格段に聞き分けやすくなり、有利な状況を作りやすくなります。導入するか悩んでいる方、導入を決めたけどどれを買えばいいか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
APEXの足音を聞くためのイコライザ設定についてなども書いているので、よろしければ覗いてみてください。