Ayataの

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Python : 日時ライブラリの使用と簡単なプログラム

前回はプログラムの実行方法について書きました。

ayatalog.hatenablog.jp

今回はライブラリを使用して、簡単なプログラムを作ってみたいと思います。

プログラムの内容は

 ・日時を取得

 ・取得した時間を元に、適した挨拶を出力

とします。

 

ライブラリとパッケージとモジュール

これからライブラリを使用してプログラムを作成しますが、簡単に説明すると、

ライブラリはパッケージをまとめたもの、パッケージはモジュールをまとめたもの、モジュールはクラスや関数をまとめたものです。

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ライブラリには、インストール時に入っている標準ライブラリと、後から自分で追加して使用する外部ライブラリがあります。

今回使用するdatetimeは、標準ライブラリ内のモジュールの1つです。

 

プログラム作成

今回作成したものがこちらです。各部の説明をしていきます。

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・1行目

"imprt datetime"でdatetimeライブラリをインポートします。

datetimeライブラリには日付や時刻を操作するためのクラスが入っており、日付の取得や、日付や時刻に対する演算、日付や時刻のフォーマット変換などをサポートしています。より詳しい説明は公式ドキュメントへ

https://docs.python.org/ja/3/library/datetime.html#module-datetime

・2, 3行目

"date = datetime.datetime.now()で、変数dateに現在時刻を入力しています。

"datetime.datetime"でdatetimeモジュールのクラスdatetimeを呼び出し、".now"でクラスメソッドnow呼び出しています。

"print(date)"では取得した日時を画面に出力します。

・6-11行目

if分を使用して、取得した時間を元に挨拶の条件分岐を行っています。

今回は

 ・5-10時台だったら"Good morning"

 ・11-18時台だったら"Hello"

 ・それ以外だった"Good evening"

と出力するようにしました。

条件の記述中に、date.hourのように記述しています。これは、datetime.datetimeは、year, month, day, hour, minute, microsecond, tzinfoの属性があり、このうちhourを参照するためです。

プログラムの実行

プログラムの記述が完了したので、実際に動かしてみます。

結果は以下のようになりました。

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プログラムを実行すると、期待した通りに現在の日時が表示され、時間に応じた挨拶が出力されました。

 

次回からは画像認識を行うための基礎を勉強していきたいと思います。